居心地いい暖かい無垢フローリングとは

家に帰って玄関で靴を脱いだら真っ先に足の裏で感じるのは、木のぬくもりを感じるフローリング。
当社が考える居心地のいいフローリングとは、「暖かく」、「木の香り」、「触り心地」がいいものが該当する。
具体的には、国産材の杉、桧がおすすめ。

暖かいフローリングなら断然、杉

杉フローリング施工例

杉は木材の中でその柔らかさはトップクラスだが、細胞により多くの空気を含んでいるためである。空気を含むということは、それ自体が熱を伝導しにくい性質もあって断熱性能が高くなる。
その断熱性能は、断熱専用建材には劣るものの他のコンクリート、鋼材に比べて高い特長がある。ちなみに一般の住宅用断熱材であるグラスウールの厚み10cmと同じ効果を得るには、杉、桧では30cm、その他の硬いナラ材などの広葉樹では50cm、コンクリートでは4.2m、鋼材では139mもの厚みが必要となり、コンクリートや鋼材の断熱性能は問題外ということになる。

床材に硬いフローリングを使うと冬場だと体感的に冷たさを感じ、足元や指先など末梢神経が集中している箇所では血液が循環が悪くなる。そのため暖房機器を使って暖めるのだが、一般的に使用するエアコン、ストーブなどの機器は暖気が天井に滞留し、床と天井との気温差を発生させ、足元はいつでも寒い状態となり、光熱費も嵩む原因となる。
LDK以外の場所は一般的に、暖房機器は使用することが少ないので、このような場所に使えば、足元から感じる「体感的な冷たさ」を軽減することができる。

そんなわけで暖かいフローリングに適している材種は杉だが、その杉フローリングの中でも、おすすめしたいのが厚み30mmのタイプだ。
一般の無垢フローリングの厚みは15mmのものが多いのだが、その倍の30mmのものは、単純に計算で倍になるため、上述のように断熱性能が2倍になるわけ。
床下の構成は床下断熱材、下地用床合板、そして仕上げのフローリングが一般的なのでさらに、熱をシャットアウトする効果は高まるのはいうまでもない。
杉フローリング30mm当社製、杉フローリングの30mm。一般のものの厚みが倍で断熱性能が2倍。

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